腱鞘炎・手根管症候群

手の構造

手の骨は、手根骨、中手骨、指骨に分けられています。指の付け根にある関節は、中手指節関節(MP関節)といいます。

指骨には腱が付着し、骨と筋肉をつなぐ強靭な結合繊維で、「腱鞘」という膜に包まれています。

一方、「靭帯」も腱と同様に強靭な結合組織で、骨と骨をつなぎ関節を形成しています。

腱や靭帯の障害によっておこる手の痛みで代表的なものに、「腱鞘炎」と「手根管症候群」があります。

腱鞘炎

腱鞘炎は、腱鞘が炎症を起こすことによって起こる痛みです。

腱鞘はどこの関節にも存在しますが、腱鞘炎は手指関節に起こりやすい疾患です。

腱鞘炎は、繰り返し行われる手指の運動が原因で起こりやすく、ペンで物をよく書く仕事や、パソコンを長時間作業するときに良く起こります。

腱鞘炎にはいくつかの種類がありますが、親指や中指、薬指に良く見られるのが「ばね指」で、指の付け根の関節である中指節関節(MP関節)の曲げ伸ばしによる刺激により、腱鞘が腫れて厚くなることで、潤滑な動きが出来なくなります。

原因は、指の使い過ぎによ腱に炎症が起きて腱鞘が肥厚し、指の屈曲がしづらくなり、さらに伸ばした時に痛みが生じるようになります。

このため、痛みを抑えるには、炎症が治まるまで指の使用は出来るだけ控える必要があります。

手根管症候群

頸椎から出入りしている腕神経叢のうち、手や指の運動や感覚を支配している神経を「正中神経」といいます。

正中神経は、手の平の付け根にある「屈筋支帯」という長方形の靭帯と骨の間のトンネルを通りますが、このトンネルを「手根管」といいます。

何らかの要因でこの手根管の内圧が上昇して、正中神経が障害され、痛みが生じるものを「手根管症候群」といいます。

手根管症候群では、手首から親指、人差し指、中指、薬指にかけて、ズキズキする痛みやしびれが生じます。

解消法

腱鞘炎も手根管症候群も、腱鞘や手根管の炎症が痛みの元になっている為、炎症が治まるまではスマートホンやパソコンの使用を控えるなど、指や手首の酷使を出来るだけ避ける必要があります。

手首の動きを制限する器具を装着したり、テーピングしたりする場合もあります。

それでも痛みが治まらなければ、鎮痛消炎成分が含まれた塗り薬や湿布を貼り、炎症を抑えます。

2週間以上経過したも、痛みが引かない場合は、整形外科においてステロイド剤の注射をしたり、肥厚した腱鞘を切る手術をすることも選択肢として考えられます。

その他には、前腕部の筋肉には、固くなると手首や指に痛みを出す関連痛が生じることがあります。

この図は、✖✖印にコリ(トリガーポイント)が形成されると、赤い部分に痛みが生じるという図です。

上図のような症状がある場合は、腱鞘や手根管以外でも筋肉へのアプローチによって症状が緩和されることがありますので、手術などのリスクを考える前に、指を支配している前腕筋肉群へのアプローチをまずは試みることをお勧めいたします。

すまいぶりぃ整体院では、痛みの元となっている筋肉のコリを見極め、押圧をかけ、トリガーポイントを除去していきます。


もし、下記のようなお悩みがあれば、すまいぶりぃ整体院にご相談ください。

  • 手の指にしびれがある
  • 手首を動かすと痛みが走る
  • 朝起きた時に手がこわばる
  • デスクークが多く慢性的に肩がこる
  • 指を動かしたときに違和感がある

お気軽に、お電話もしくは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。