スポーツ障害

テニス肘・野球肩

テニス肘は、正式には「上腕骨外側上顆炎」といい、テニス選手によくある疾患です。

前腕の伸筋群である「長橈側手根伸筋」「短橈側手根伸筋」「総指伸筋」は、肘の外側の「外側上顆」という骨に付着していますが、テニスでバックハンドを繰り返すと、そこの腱が炎症を起こします。

逆にゴルフでよくみる「ゴルフ肘」は、肘の内側の「内側上顆」に付着している屈筋群の腱が炎症を起こすもので、この場合は「上腕骨内側上顆炎」といいますが、これはテニスのフォアハンドの動作を繰り返すことでも生じます。

「野球肩」は、投球動作によって生じる方の障害の総称です。

投球動作によって肩関節の腱や筋肉、軟骨などに障害が現れるものですが、成長期の子供では、骨を成長させる成長軟骨が損傷することで起こる「上腕骨骨端線障害」があり、これは一般的に「リトルリーグ・ショルダー」ともいいます。

伸筋・屈筋

運動において関節を伸ばす時に使う筋肉を伸筋、同じく曲げる時に使う筋肉を屈筋といいます。

例えば、腕を曲げた時に上腕に出来る力こぶは、上腕二頭筋という「屈筋」です。

これと反対に、腕を伸ばす時には、上腕二頭筋の反対側にある上腕三頭筋が収縮することで腕を真っすぐに伸ばせます。

このため上腕三頭筋は「伸筋」になります。

膝靭帯損傷

膝関節における靭帯損傷はスポーツ選手によくみられる外傷です。

膝の内側方向に強制的な外力が加わった時は「外側側副靭帯」が、外側方向では「内側側副靭帯」が、すね(橈骨)の上部に前後の圧力が加わると「前・後十字靭帯」が損傷します。

それぞれ激しい痛みの他に、腫れや可動制限が生じます。

前十字靭帯・後十字靭帯

靭帯は関節の外側だけにあるわけではなく、膝関節においては関節包の中にあります。

前十字靭帯と後十字靭帯は、膝関節の前後方向の活動を制限する靭帯で、前から見ると二つの靭帯がX型にクロスして見えるので十字靭帯といいます。

前十字靭帯はすね(脛骨)が前方に、後十字靭帯は後方にずれるなど、膝関節が異常な動きをすることを防いでいます。

半月板損傷

運動による外傷などの傷害によって半月板が損傷するもので、膝を曲げた時の痛みや引っかかるような感覚が特徴です。

靭帯の損傷によって半月板に負荷が掛かり、半月板損傷が併発することがあります。

ジャンパー膝

「膝蓋腱炎」といい、バスケットボールやバレーボールなど、ジャンプを繰り返す選手に多い疾患です。

膝蓋関節を伸ばす働きをする大腿四頭筋の腱が、頻繁な跳躍によって炎症を起こすもので、ジャンプ時や階段の上り下り、深くしゃがんだ時など、膝を大きく曲げたり力を入れたりした時に痛みが生じます。

オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病は、スポーツを活発に行う発育期の男児にみられることが多い疾患です。

サッカーやバスケットボールなど、膝に負担の掛かるスポーツにより発症し、膝の下に痛みの伴う隆起が生じます。

原因としては、成長期は骨はかなりのスピードで伸びるので筋肉や腱はそのスピードについていけず、運動することにより大腿四頭筋が付着しているすねの骨(脛骨)に、より大きな負荷が掛かってしまうためです。

対処方法

スポーツ障害を防ぐには、自身の体力や運動能力がどれくらいあるのかを知ることが大切です。

自分の状態を知れば、身体を必要以上に酷使するリスクが減ります。

特に中高年になると、若いころに比べて体力や身体能力が低下しますので、運動前の準備運動、運動後の整理運動(クーリングダウン)は、筋肉や靭帯に疲れを残さないためにはとても重要です。

また、休養や睡眠、栄養摂取も、スポーツ障害を予防する上で欠かせない事項です。

運動後は、しっかりと休養や睡眠をとって、日ごろから栄養バランスの取れた食事を心掛けるようにしましょう。

症状が出た時の対処方法としては、まずは炎症を抑えるために、安静にすることが大切です。

患部が熱をもって激しくジンジンと痛む場合は、骨折や筋肉・靭帯損傷などが考えられますので、整形外科などを受診し、早期に適切な処置をしてください。

そして、患部の損傷や炎症が治まったら、徐々に体を動かしていくことが重要です。

いつまでも体を動かさない状態が続くと、筋肉や靭帯、関節が固まってしまうので、運動機能が衰えて、痛みが長引いたり治りにくくなってしまいます。

傷害が軽度の場合は、治療と併用してなるべく早くから運動を再開するようにしましょう。


すまいぶりぃ整体院では、スポーツ障害にならないためのアドバイス、スポーツ障害後のお身体のケアを適切に行ってまいります。

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